RSウイルスワクチン公費接種
RSウイルスワクチン(アブリスボ注)
妊婦さん用のRSウイルスワクチン、アブリスボ注が使用できるようになりました。28~35週に接種すると、出生後の赤ちゃんの感染を予防したり、重症化を予防できるようになります。ご希望の妊婦さんは申込書を提出し、次回健診時にワクチンをご用意いたします。ご希望の妊婦さんは24週頃にお申し出ください。
※令和8年度4月から、葛飾区在住のR8年4月23日以降の出産予定日の方は予防接種予診票が自宅に郵送されますので、受付へ提出されると自己負担なく接種できるようになります。抗体が上がってくるまで2~3週間かかりますので、接種できる期間が決まっております。ご確認の上ご予約ください。東京都23区内の方の予診票のみ当院で使用できます。かかりつけの方、予約制になります。4月23日以降の4月予定日の方は接種できる時期が短いので、お電話などでご相談ください。→葛飾区の方はこちらへ
公費対象外の方、他県の方は、当院では費用は34000円です。現金払いでお願いいたします。他県の妊婦様はご自分の自治体の医療機関でする場合は予定日が4月23日以降の方は公費でできるようになります。自治体にお問い合わせください。
RSウイルスは世界中に広く分布しており、生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%がRSウイルスに感染します。乳幼児における肺炎の約50%、細気管支炎の50~90%がRSウイルス感染症によるとされています。症状は感冒様症状から下気道感染に至るまで様々ですが、特に生後6か月未満で感染すると重症化することが示されています。また、合併症として無呼吸、急性脳症などがあり、後遺症として反復性喘鳴(気管支喘息)があります1)2)。日本では、毎年約12万~14万人の2歳未満の乳幼児がRSウイルス感染症と診断され、約4分の1(約3万人)が入院を必要とすると推定されていますが、有効な治療薬はありません3)。RSウイルス感染による乳児の入院は、基礎疾患を持たない場合も多く(基礎疾患のない正期産児等)、また、月齢別の入院発生数は、生後1~2か月時点でピークとなるため、生後早期から予防策が必要とされています3)4)。こうした罹患率と疾病負荷の高さから、RSウイルスワクチンは、国による開発優先度の高いワクチンに指定され、承認が待ち望まれてきました5)。
RSウイルス母子免疫ワクチンに関する考え方|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY (jpeds.or.jp)
